
今日は、BLOCKS IKEBUKUROで流れている音楽にフォーカスします。
空間を構成するうえでキーポイントとなる、『音』。 わたしたちは、そんな『音』にもこだわりを持っています。
一般的なオフィスビルには非常放送用の安価なスピーカーが設置されていることが多く、音楽を流すことは想定されていません。BLOCKS IKEBUKUROは音響空間を設計する専門家に依頼をして、ビル全体を”音響空間”としてデザイン。 音圧の均一性・音質はもちろんのこと、フロアだけでなくトイレやエレベーター内の音までもが、繊細に設定されています。

ビル全体を”音響空間”にするため、AISOという新しいシステムデバイスを採用しています。AISOは、空間に適した200〜300個の音源バンクを作り、その音源バンクからプログラムが自動的に音を選びセッションさせることで半永久的に新しい音楽を生成し続ける画期的な音楽デバイスです。
BLOCKS IKEBUKUROの音源バンクは、AISO開発者であり、サウンドプロデューサーの日山豪さんが手がけたもの。開発者すら予測できない音楽を創造するAISOが、BLOCKS IKEBUKURO 独自の心地よい雰囲気を作り出してくれているのです。
ーーーープロフィールーーーー
日山 豪/ひやま ごう(音楽家・サウンドデザイナー)
2002年、テクノミュージックプロデューサーとして英国レーベル「Coda」よりデビュー。同年にDJとしても活動をはじめ、これまでにヨーロッパ、アジアを中心に10カ国で出演。2009年、オランダのフェスティバル「AWAKENINNGS」では、日本代表として選出。名門クラブである「Berghain」「Tresor」での出演も経験。2010年、サウンドデザイン会社「エコーズブレス」を設立。主な仕事に、BMW 映像コンテンツ「with BMW」楽曲、中川政七商店 店舗BGM、FUJITECエレベーター「エクシオール」プロダクトサウンド、住友化学「SYNERGYCA」空間サウンド設計、アスクル本社屋エントランスBGM、映画「雨とひかり」楽曲提供など。また自身の活動として、個展「音を鳴らすということ」「見えない展示」主催、自動BGM生成プログラム「AISO」システム開発、音×器のブランド「モノヲト」商品開発がある。